2021.03.31

ALLY 性の多様性を尊重する法曹になる

 性の多様性の尊重は近年とみに社会的関心を集めていますが、解決すべき法的課題は山積しています。LGBTQの当事者の方々の法的権利を護り、性の多様性が真に尊重される社会を実現するため、性の多様性の尊重に関わる問題を熟知し、当事者に寄り添うことのできる法曹がますます求められていくことでしょう。

 琉球大学法科大学院は、2016年5月、日本の法科大学院で初めて性の多様性の尊重を宣言し、現在は、教育理念の一つに「性の多様性を尊重する法曹」=ALLY(アライ)の法曹の輩出を掲げています。性の多様性の理解を深めるため、学生は入学時に、教職員は毎年研修を受講します。また全国的にも稀な「性の多様性の尊重と法」という専門の科目を設けています。

 性の多様性の尊重の必要性とその本質を実感として身につけるには、教室で学ぶだけでは十分ではありません。法科大学院において、全ての学生・教職員の性の多様性が尊重される環境の構築(「全ての人のSOGIESCの尊重」)を実践することにより、性の多様性の尊重の問題が現実にどのように関わり、どのような配慮や工夫を要するのかについて、日々の生活の中で考え、体感できるよう心がけています。さらに、本法科大学院が沖縄における性の多様性に対する理解の向上やLGBTQの方々の権利の擁護に積極的・継続的に取り組むことにより、在学生や修了生の関心を向けさせることを目指しています。本法科大学院の性の多様性に関する取り組みは特別ページをご覧下さい。