教職員へ

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【オンライン無料法律相談を実施しました】

【オンライン無料法律相談を実施しました】

 11月15日(日)の午後1時より、渡名喜村役場とZOOMで接続する形でのオンライン無料法律相談を実施しました。琉球大学法科大学院からは、弁護士3名を含む担当教員4名と、履修学生3名が参加しました。新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた現地での法律相談が実施できなかったことは残念でしたが、遠隔ではありましたが、渡名喜村役場に来られた2名の方に法律相談を実施できたことは大きな収穫でした。今後とも、オンラインでの実施も含めて、離島での法律相談に取り組んでいきたいと考えております。最後になりましたが、法律相談の実施に際しては、渡名喜村役場の職員の皆様に大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第13回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第13回】

 司法試験を明後日に控え、皆さんへのメッセージも最終回となりました。私達琉球大学法科大学院教員一同、心から皆さんのことを応援しています。最後は清水研究科長からの温かいメッセージです。

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受験される方、されない方へ

清水 一成

 ついに司法試験、予備試験が実施されるようです。正直な話、法務省は今回の試験を再び延期するのではないかと私は考えていましたが、どうやらそうはできない事情があったのでしょう。この日に向けて励んできた皆さんは、今は緊張の中にも強い闘志を燃やしておられることでしょう。悔いのないように、頑張ってください。そして無事に帰ってきてください。

 それにしても、今年は何という過酷な条件のもとで試験が行われるのでしょうか。台風が沖縄・九州をかすめるように北上する中、感染の危険を冒して本土旅行をし、どんな人が集まっているのかわからない会場に数日間通って長時間缶詰にされる。こんな危険をなぜ強いられなければならいのか、受験生でない私でもやりきれなさを感じます。しかも、危険だから、家族を守りたいからと会場に行かなければ受験機会を一回棒に振ってしまうというので、世間の目を気にしながら仕方なく行く人、あるいは逆に行かない選択をして法曹になる夢を諦めた人もいるのかもしれません。どの人も、今回は苦渋の選択を迫られたことでしょう。優秀な主催者の方々であれば、もうちょっと何とか工夫できなかったのか、地方のことを考えてもらえなかったのかというのが、皆さんを送り出す私の偽らざる思いです。今回のコロナが過ぎても、数年後からは台風が頻繁に来る夏に司法試験時期が移ることがほぼ決まっています。琉大法科大学院は、我々の自由と安全を守るため、これからは沖縄会場の誘致をもっと声高に叫ばなければならないと強く思った次第です。

 しかしもう、現実には明後日に試験が迫っています。そうであれば、そしてこの試験と格闘することを決意してリングに上がったからには、勝利を目指して無心で臨んで下さい。これまでの他の先生方が言われているように、学ぶべきことはちゃんと学んできたのですから、堂々としていればよろしい。首を捻るような問題は誰もが首を捻っているので、むしろチャンスだと思いましょう。本当にどうしてもお手上げの問題にぶつかったら、まずは笑ってみましょう。笑うと物事が客観視できて、視野が広くなり活路が開けるといいます。今回の異常な緊張感をほどよく味方にして、普段は自分でも気がつかなかった隠れた実力までが発揮されることを願っています。

 今回、家族等のことを優先して本土行きを諦めた人がいたのなら、その決定を悔いたり恥じたりしないで下さい。それは、この状況下で立派な選択だったと私は思います。人生はいろいろあります。何がどう幸いするか分かりません。どうぞ長いスパンで物事を考えて、また胸を張って歩き始めて下さい。

 最後に、これはお願いするのが辛いことですが、本土に行って試験を受けてきた方は、どうか自宅に戻ったらしばらくの間、外出を自粛し、健康状態の変化に気をつけて下さい。私たち教員も、皆さんを囲んでねぎらいたい気持ちで一杯ですが、それはもう少し先のお楽しみということにしましょう。

 それでは、試験に臨む方は、しっかりやってきてください。

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第12回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第12回】
 受験生の皆様、もしかしてもう受験地に出発した方もいるのではないでしょうか。矢野からのメッセージを送らせて頂きます。

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 皆さん、今年は試験日程が5月から8月に延期になり、covid-19の感染拡大は特に沖縄では5月よりも深刻な状態となっており、最後まで、「本当にやるの?」と思いながら勉強してこられたことと思います。これは精神的に本当に大変だったと思います。

 例年は、受験地に着いたら、もう後は数日寝られなくても大丈夫。とにかく、もてる力を出し切ってくださいとお伝えしてきました。しかし、今年は少し様子が違います。睡眠、休息が免疫力を高めます。ですから、ホテル等の滞在先で、ご自身の体調やリズムと相談しながら、可能な限りでかまいませんから、睡眠を取ってください。緊張して寝られなくても、手足を伸ばして横になるだけでかまいません。 

 そして会場で、試験問題を開いたら、あとは最後まで決して諦めないでください。今年は一体試験はいつなのか、そもそも試験はあるのかとヤキモキし、しかも琉大の皆さんは、不安を抱えながら空港へ行き、飛行機に乗って滞在先に行っています。こんなに過酷な状況でようやく受けた試験です。皆さんに難しい問題は他の人達にも難しいです。失敗したと思っても、結果が出るまでそれが本当に致命的かどうかはわかりません。でも最後の瞬間まで諦めずに試験問題と取り組まなければ受からないことは間違いありません。 

 挫けそうになった時は、今までのつらかった日々、そして沖縄で応援しているたくさんの顔を思い出してください。心から応援しています。    矢野恵美

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第11回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第11回】

受験生の皆さん。covid-19の状況が悪化する中、試験はいよいよ来週となりました。どうか体調を整えて試験に臨んでください。今回は三明翔先生からの温かいメッセージです。

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試験当日まで残り数日となった今は、これまでの勉強を信じて、心身の調整にも配慮しましょう。まず当日の試験時間帯に集中力を発揮できるように、早めに就寝し、当日と同じ時間帯に起床しましょう。当日、脳のエネルギーを試験に注ぎ込むことができるよう、試験の内容以外に考えるべきことをできるだけ減らしておきましょう。当日の試験会場までの行き先や持って行く物の確認はもちろん、当日の朝食べる物や服装、行動などもあらかじめ決めてしまいましょう。糖分やカフェインをとることもよいですが、当日に普段と違うものを食べたり飲んだりすることは避けましょう。心がザワザワしているなと感じたときは、目を瞑り、まずは息を吐ききり、ゆっくりと息を吸って、自分の呼吸に意識を集中しましょう。前日の夜はそれでも眠れない人もいるかもしれませんが、目を瞑って静かにしているだけでも脳は休まります。あとは出題者が何を答えて欲しいのかという視点を忘れず、平常心を持って必要と思われることをを書けば、結果はついてくるでしょう。合格祝賀会で皆さんに会えるのを楽しみにしています!      三明翔

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第10回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第10回】

 司法試験会に上における感染対策が発表され、その内容には驚きを禁じえません。しかし、とにかく、来る試験日に備えて、皆さんはとにかく準備を続けてください。 今回は、小林祐紀先生からのメッセージです。

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 既に多くの先生から皆さんへ励ましのメッセージがありましたので、私から新たに付け加えることはありません。試験当日は焦りや不安もあるかもしれませんが、目の前の問題は既に皆さんが必ず学んできた内容です。落ち着いて、実力を出しきってきて下さい。

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第9回】 

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第9回】  

 司法試験も来月となりました。Covid-19陽性者の数が急上昇しており、また、特に沖縄は米軍基地でのクラスター発生もあり、不安もあろうかと思います。しかし、予定通りに試験が実施されると思って、準備を進めるしかありません。私達は皆さんを全力で応援しています。 

 今回は、吉田英男先生のお人柄がうかがえる温かいメッセージです。

「司法試験のお勉強お疲れ様です。他の先生方の周到なアドバイスや皆さんの知識に追加して言うことは特にありません。2年間あるいは3年間法科大学院で一生懸命勉強してきたことを思い出し、あともう少し頑張って下さい。もっとも、あまり無理をして、土壇場で体調など崩されませんよう、体調管理にもご留意下さい。ご健闘をお祈り致します。」

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第8回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第8回】 

 皆様こんにちは。沖縄県内では、covid-19の陽性と診断される方は0が続いていますが、観光や経済を活性化させるためには、県外や国外の皆様にまた沖縄に足を運んで頂きたいところです。そのため、今後は、引き続き感染予防に努めるのはもちろんですが、科学的根拠に基づいた感染拡大防止にも今まで以上に配慮していく必要があります。 さて、本日は西山千絵先生から、受験生の皆様への温かいメッセージです。

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修了された皆さんは、どのような気持ちでこのページをご覧になっているでしょうか。

試験直前、踏ん張って勉強した記憶は、自信として残ります。日頃からもっとやっておけばと焦りつつ、残り1ヶ月とにかくやった、しっかり燃焼したという感覚が、頑張ればもっといい結果が出る、という肯定的な意欲をもたらしてくれます。逆に、これまで数ヶ月以上積み重ねた勉強量が最後に落ちてしまうと、やり残した不満や後悔が残ってしまい、頑張ってきた日々のことを忘れがちになります。今、この時期の過ごし方は大切です。

しかし、です。頭ではわかっていても、身動きがとれないことはあります。特に今年は、環境の激変によって苦労されている方もいるでしょう。

決して無理はせず、「自分を大切にして好きに生きる」ということだけ、心に留めておくといいかと思います。体調を崩していたり、家のことを手伝っていたり、不安とともに勉強していたり、たとえ不本意な状況にあってもです。あなたにとって、今はいい時期ではないかもしれません。しかし、相談できる人が1人でもいて、どこかのタイミングで自分のために前を向く勇気をもてたなら、次のスタートの瞬間はまた訪れます。

目の前にある問題に対処しながら、信じて待つことです。

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第7回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第7回】
 受験生の皆様、おはようございます。少しずつ人の移動が盛んになってきました。ただ、これはcovid-19の流行の終わりではなく、第二波、第三波も予想されている所です。皆さんは、引き続き体調に気をつけながら、8月に備えてください。 今回は内栫博信先生からの温かく力強いメッセージです!

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受験生の皆さん
 新型コロナウイルスが世界中に蔓延することによって、我が国にも緊急事態宣言が発令されるという未曾有の事態を我々は経験することになりました。司法試験が延期された皆さんを含めて、たくさんの方々がこの状況下で様々な苦境に立たされたことでしょう。
幸い感染者も減少し、緊急事態宣言も解除されることとなりました。もっとも、まだ完全に収束したわけでもなく、第二波、第三波の襲来も予想されているところです。
ただ、琉球大学法科大学院の教員はいつも在学生や修了生のことをずっと気にかけていました。また、皆さんは教員のみならず、たくさんの方々から常に有形・無形に応援され続けています。自信をもって、前に進まれてください。自信をもって受験されてください。自分は自信が持てないと思われるかもしれませんが、皆さんはこれまで頑張ってきたことは教員すべてがわかっています。自信をもっていいのですよ。
試験場でわからない問題に遭遇しても、慌てなくても大丈夫です。他の方もきっとわからないはずです。その点も自信をもってください。根拠のない自信を持つことはとっても大切なことではありますが、これは根拠がない自信ではなく、これまで厳しい学修を重ねてきた皆さんがわからないのであれば他の方もわからないのは当然とも言えませんか。
試験までもう少しですが、繰り返しになりますが、自信をもって安心して前に進まれてください。すべて大丈夫ですから!
内栫博信

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第6回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第6回】


 受験生の皆様、こんにちは。今回は宮尾徹先生からのメッセージです。詳しい勉強方法についてもアドバイスしてくださっています。


 試験日程も決まり、あと2か月になりましたね。この2か月を大事にして、合格を勝ち取ってください。


 司法試験で問われているのは、基本的知識と基本的考え方について正確に理解できているかと、それを応用できる力があるかどうかだと思っています。人によって準備状況は違うと思うので、知識が足りないと思ったら知識をつければいいですし、知識があるのであれば、それを柔軟に使いこなす応用力を身につける努力をしたらいいと思います。なお、そこまで知識が正確でなくても合格レベルには達しますし、応用問題については出題趣旨に少しでも近づければ、トップクラスの評価が得られるような気もするので、決してあせる必要はありません。


 それが前提ですが、もしも自分が受験生だとしたら、論文試験については、次のような準備をすると思います。


  まず、1か月で各科目演習本1冊を使いながら、全科目全範囲をカバーします。
  次の2週間で同じように全科目全範囲を見直しながら、本当に重要そうなものは少し深く考えてみます。
  次の1週間で、同じように全科目全範囲を見直しながら、穴がないかを確認します。
  最後の1週間も同じです。
  そして、試験前日は、翌日の科目について、同じ作業をします。


 要は、この時期はあまり手を広げずに、信じられる本を繰り返しやることが重要だと思っています。

 置かれている状況は、人それぞれだと思いますが、努力が無駄になることはないので、是非頑張ってください。

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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第5回】

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第5回】


 受験生の皆様、こんにちは。沖縄は皆様の自粛の甲斐あって、PCR検査者における感染者数はほぼ0の状態が続いています。一方で、海外からの観光客数は、復帰後最低を記録しました。沖縄の皆様の経済が復活し、また、国内・海外からのお客様が安心して訪れて頂ける沖縄が戻る日が1日も早く来ることを願うばかりです。
 さて、今回は、井上禎男先生からの熱く、温かいメッセージをお届けします!

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 私がクライアントなら、どんなに親身に“寄り添って”くれても、実績のない弁護士には依頼しません。弁護士に限らず、法曹は人に向き合い、人の一生を左右する重たい仕事です。そのための鍛練は死ぬまで続きます。


 行政法の期末試験は毎回、司法試験を念頭に置いて、おもに直近の下級審判例を題材に出題してきました。ただでさえよくわからない行政法なのに、百選に載っている判例などお構いなしの出題で、ストレス続きだったかもしれません。しかし、行政事件は百選通りには起こりません。百選掲載判例は主要な参照領域のごく一部。行政法の参照領域は膨大です。難しいのも当たり前。みなさんは“プロ”になるのですから。


 セオリー通りに事が運ぶことなど希です。効率のよい近道など絶対にありません。学者は評論家ですが、実務家はそうはいきません。心身ともに限界ぎりぎりの地道な努力を積み重ね、真に培われた実力だけを武器に、臨機応変に道具としての法律を使いこなして紛争を解決する高い専門能力が求められます。これまでの講義や演習、期末試験を通じて、必要不可欠な行政法学の知識、思考はすべて伝えたつもりです。


 みなさんには、おそらく受験するだけの力はついているのでしょう。ただ、私はあくまでも、それは「そこそこ」の力だろうと思っています。ローでの成績評価とは違い、司法試験には平常点も小テストの点数もありません。採点委員の先生方も、私と違ってかなりシビアに採点するでしょう。司法試験は受からせるための試験ではなく、落とすための試験です。しかし、諦めや楽観視は論外。過信や根拠のない自信も、厳に戒めてください。


 いずれにせよ、論文試験では書かれている内容がすべて。行政法では(も)明快な答案を心がけてください。


 他の科目に比べて圧倒的にやることが多いのが行政法。限られた時間の中での、出たとこ勝負の法解釈能力(実力)が問われます。AAの先生方も交えた演習での事例検討、仲間の答案や意見から見えてきた自分の足りなさ、気づきの大切さはしっかりと自覚できたはずです。解答に際しては、必ず条文根拠を明確に、必要不可欠な「仕組み解釈」を徹底してください。答案構成にかける時間と配点も見据えて核心を見極め、絶対に落としてはならない点を落とさずに、上手く本質を突いてください。


 過不足なく書ききる。単に不足なくではなく、過不足なく。これがこれまでの努力の集大成です。細心の注意を払い、感性を研ぎ澄ませて真摯に出題者の意図に向き合ってください。「そこそこ」の力を2倍・3倍に引き上げるのも君たち自身。本番でのみなさんの“底力”を信じています。【 井上禎男 】