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【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第4回】 

【琉球大学法科大学院修了生の司法試験受験生の皆様へ 第4回】
  みなさんこんにちは。琉球大学では本入構禁止は解除されますが、まだまだ感染への注意は怠れない状況です。
 受験生の皆さんは、新しい日程が決まり、気持ちを新たに勉強をしている日々だと思います。今日は、宮城哲教授からの応援メッセージを掲載します。詳細なアドバイスをしてくださっています。受験生の皆様必読です。


琉球大学法科大学院の修了生の皆さん


 今年度の司法試験の日程が決まりました!8月12日の試験開始まで、本日(5月21日)から12週間です。


 皆さんのやるべきことは、絶対今年合格するという強い気持ちをもって、残された時間で何をやるべきかを冷静に考え、やるべきことをやるだけです。


 何をやるべきかなどについてご相談いただければ、個別に相談に応じますので、遠慮なく連絡ください。ここでは、残された時間をどのように過ごすか、一般的なアドバイスをさせていただきます。


 合格に必要なことは、これまで授業やゼミ等でアドバイスしてきたとおり、司法試験で試されている法曹になろうとする者に必要な学識と応用能力を身に付け、かかる学識と応用能力を有していることが伝わるような答案を書くことなので、あらためてどのような学識と応用能力が試されているのか確認したうえで、もし不足している点があれば補いつつ、常に本番で答案を作成することをイメージしつつ、問いに答える中で法曹になろうとする者に必要な学識と応用能力があることをどのように伝えればいいかを考えながら学修してください(本番当日に自分の能力のピークをもっていくことをイメージし、本番に近づけば近づくほど知識よりも書く能力を磨くことを重視するといいと思います。)。


 本番で力を発揮して合格するためには、体調管理も重要ですし、受験環境を整えることも必要です。体調管理や受験環境を整えることは、勉強することに負けないくらい大切なことだと考え、食事や睡眠時間をおろそかにせずに、受験環境整備ための情報収集や準備等にも一定の時間をかけていいと思います。


 最後に、毎年受験生に送っているメッセージも記載しておきます。とにかく残された時間を大切に頑張って下さい。


〇琉球大学法科大学院の修了生は司法試験に合格できる力は十分持っています。大切なのは,絶対に合格するという強い気持ちとどうやって合格点をとるかという冷静な戦略です。これから本番に向けて次のことに気をつけてください。



➀絶対合格するという強い気持ちを持ち,試験前や試験中に何が起ころうがそれを言い訳にせず,最後まで合格をあきらめず全力を尽くしてください。

②本番で失敗はつきものです。多少失敗しても合格できるので,ミスを引きずらず,すぐに切り換えて次やるべきことに集中しましょう。

③論文式試験は,まずは問いに答えることが大切です。考えたことのない問題や難しい問題も出ます。しかし,それは応用力を試しているのであって,知らないのは当然であり,正しい答えもありません。問題文をよく読み,問いに答える過程で,問題となっている条文・判例等の基礎的知識があることを簡潔に示しつつ,応用問題では事案に即した悩みをみせて条文や判例の趣旨から法律家らしい一応の思考ができることを示せれば十分合格できます。とにかく条文と事実を重視し,問いに答えることが大切ですので,そのことを忘れないようにしてください。

④短答式試験は,満点を取る必要はないので,解らない問題に時間をかけず,解る問題を確実に正解することを心掛けるといいと思います。

⑤合格の可能性を高めるためには,勉強以外のことへの配慮も重要です。感謝の気持ちをもって生活し,特に体調管理等には最善を尽くしてください。

皆さんの合格を心からお祈りしています。〔宮城 哲〕