平成29年度 司法試験合格者 仲井間滋之(未修者コース修了)

合格体験記

仲井間滋之

琉球大学法科大学院9期の仲井間滋之と申します。私は、大学を卒業後、保険会社勤務を経て、コンサルティングファームで経営コンサルタントをしていました。

しかし、平成20年に急性骨髄性白血病を発症し、以後、長期間にわたり闘病生活を送ることになりました。幸い、平成22年に骨髄移植を受けることができ社会復帰ができるまで回復したのですが、闘病中に多くの方々に助けられた経験から、今度は、私が、困難な状況に直面している人々を助けたい、そのように考え法律家を志しました。

もっとも、当時の私は、大学こそ法学部を卒業していたものの、すでに卒業から15年近くが経ち、法律の知識は0に等しく、とても司法試験合格を望める状況にはありませんでした。そこで、小規模校ではありますが、未修者コースで数多くの合格者を輩出している琉球大学の法科大学院に進学し司法試験合格を目指すことにしました。

琉球大学の法科大学院では、期待どおり素晴らしい教育を受けることができました。先生方は皆熱心で、私のように法律の知識が0に等しい者に対しても根気よく付き合って下さいました。また、小規模校ということもあり、学生と教員の距離が近く、疑問点があれば何でも先生方に相談することができたし、学生同士の仲が良くお互いに協力しあって学ぶこともできました。さらに、米軍基地法など沖縄ならではの問題について学ぶことができた点も琉球大学の法科大学院ならではの素晴らしさだったと思います。

これらの教育面に加え、琉球大学の法科大学院では鎌倉奨学金をはじめとして奨学金制度が充実していることや、法科大学院修了後、司法試験合格までの間、琉球銀行や沖縄銀行といった地元の企業からサポートを受けることができることも、私のように家族がいる受験生にとっては本当にありがたかったです。

私は、3度目の挑戦でなんとか司法試験に合格することができました。琉球大学の法科大学院で学ばなければ、私のように40代でしかも大きな病気を経験した人間が司法試験に合格することはできなかったと思います。これから法科大学院に進学し、法律家になろうと考えていらっしゃる方には、琉球大学法科大学院で学ぶことを、自信を持ってお薦めいたします。

以上