2017年9月12日、2017年度司法試験の合格発表があり、 当法科大学院の修了生の受験者31名中6名が見事に最終合格され ました。
見事に合格された皆さんには、 努力が結実したことを心よりお慶び申し上げます。
残念ながら不合格となった皆さんには、新たな目標に向けて、 できる限りのサポートをさせていただく所存です。
当法科大学院の合格率は19.4%で、 全国74校中18位でした( 合格率及び順位とも昨年度を大きく上回る数字でした。)。 合格者全員が、法学未修者コース修了生(以下「法学未修者」 といいます。)であり、法学未修者の合格率は、全国平均(12.1%)を大きく上回る20%でした。
今年度の合格者6名のうち、沖縄県の出身者は1名ですが、3名が琉球大学法文学部法学専攻の卒業生でした。 うち1名は飛び級進学者でした。 沖縄県に唯一の法科大学院として、 沖縄の地で将来沖縄を支える人材を育てるという教育理念が実現できているものと考えております。
また、 合格者6名全員が沖縄弁護士会による教育支援を受けて実力をつけ 、さらにそのうち3名は、協定に基づき企業から学修支援を受け( 沖縄銀行、琉球銀行、債権回収サービス)、 難関の司法試験に合格いたしました。この場をお借りして、 沖縄弁護士会、沖縄銀行、 琉球銀行及び債権回収サービスをはじめとする多くの皆様から多大 なご支援をいただいていることにつき心からの感謝を申し上げます 。
当法科大学院は、 沖縄県に唯一の法科大学院としての重い責任を果たすべく、 より一層の教育改善を図り、 より一層の社会貢献ができるよう努力を継続して参りますので、 多くの皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
2017年9月20日
琉球大学大学院法務研究科