2004年

第一回 ハワイ研修プログラム

2004年4月1日の日本における法科大学院制度スタートに先立って、島袋研究科長と高良教授が3月にハワイ大学ロースクールを訪問し、研修プログラムの具体化について話し合いを持ちました。ハワイ大学ロースクールのローレンスフォスター教授のご尽力により、同ロースクールの教授陣が本法科大学院生のために特別講義を1コマずつ提供して、ソクラテスメソッド、ケースメソッドなど米国式の授業を体験することができました。授業はもちろん英語でしたが、参加学生との間で活発な質疑が行われました。現地ではロバート仲宗根氏、エドワード久場氏らのご協力によりいろいろな交流の機会を持つことができました。また、州政府の要人と面談するセッティングはブレンダ・フォスター女史のお力によるもので、通常体験できない刺激的なプログラムとなりました。

国内ロースクール初の海外交流プログラムの実現

星条旗ハワイ大学2004年8月28日から9月12日まで、計16日間にわたり、教官6名、学生9名の計15名でハワイ大学ロースクールへの研修旅行を行いました。

本研究科は「地域にこだわりつつ、世界を見る法曹」の養成を目的にしています。ハワイ研修は、在学中に海外に目を開き、外国のロースクールの実際に触れる機会を提供することによって、世界を見る法曹の素地を作りたいという目的を持つものです。外国を旅行することは、日本・沖縄を見直す最良の方法であり、とりわけ、ハワイは沖縄という地域を考える絶好の場所です。
プログラムの内容は多岐にわたりますが、法曹を志す学生にとっては非常に刺激的で、今後のモチベーションの向上にも大きく貢献すると思われる成果が得られました。

主な内容

現職ハワイ大ロースクール教授陣による特別講義「American Legal System」

現職ハワイ大ロースクール教授陣による特別講義「American Legal System」合衆国憲法、契約法、不法行為法、財産法、刑事手続、ビジネス法、ハワイ史など

現地ロースクールの授業の傍聴

現地ロースクールの授業の傍聴パワーポイント使用の授業もあります。学生は全員ラップトップパソコンを持参して講義に臨んでいます。

ハワイ州議会下院議長 Calvin Say氏と面談

ハワイ州議会下院議長 Calvin Say氏と面談気さくに下院議長室に招いて下さいました。会議テーブルで参加学生との質疑の後、記念撮影に応じて下さいました。

ハワイ州議会上院議長 Robert Bunda氏と面談

ハワイ州議会上院議長 Robert Bunda氏と面談上院議長の講話と質疑の後、州議会のあるビルの廊下にて。柔らかい物腰の方で、学びながらも楽しい時間を過ごすことができました。

ハワイ州政府副知事 デューク・アイオナ氏との面談

ハワイ州政府副知事 デューク・アイオナ氏との面談副知事は非常に気さくな方で、参加学生の質問にも真摯に答えて下さいました。お忙しい中時間を割いていただいて感謝。

刑事裁判傍聴

刑事裁判傍聴生の裁判を見ることができ、陪審員の様子も傍聴席から窺うことができました。かなり日本と違う感じでした。

ハワイ州 弁護士会 Executive Director、Lyn Flanigan Anzai氏と面談

ハワイ州 弁護士会 Executive Director、Lyn Flanigan Anzai氏と面談弁護士会のパンフレットなどを参考に学生らの質疑を中心にして懇談が進められました。てきぱきした答えに感心。

現地メジャー・ローファーム訪問

現地メジャー・ローファーム訪問弁護士が70~80人勤務する大規模な弁護士事務所、30人前後の中規模の弁護士事務所、3人程度の小規模な弁護士事務所と3箇所を訪問しました。質疑を受けた後いろいろと内部を案内して下さいました。

現地での課外活動

法律の講義だけでなく、ハワイ大学の学生・教授陣また現地の日系・沖縄系コミュニティとの交流も今回の研修旅行における大きな収穫でした。ハワイ大ロースクールの学生らとは立食のランチ交流会を持ち、日本語に興味のある学生もいて話が弾みました。

ハワイ大学の学生と共にフットボール観戦

ハワイ大学の学生と共にフットボール観戦ハワイ大学の学生と共にフットボール観戦ハワイ大学のフットボールの試合。スタジアムの大きさと観客の熱狂に驚き。場外では始まる前のパーティが。

ハワイで年一回開催される「沖縄フェスティバル」へ参加

ハワイで年一回開催される「沖縄フェスティバル」へ参加ハワイで年一回開催される「沖縄フェスティバル」へ参加ワイキキの通りが沖縄のパレードで一色。フェスティバル会場では沖縄料理もありました。学生はゴミを拾うボランティア「GOMIGUMI」にも参加しました。

世界規模の沖縄県人による財界組織Worldwide Uchinanchu Business Association招待による晩餐会

世界規模の沖縄県人による財界組織Worldwide Uchinanchu Business Association招待による晩餐会ホノルルの街を見下ろすロバート仲宗根氏の邸宅より。夜景は息を呑むようなすばらしさでした。

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平成16年度入学者選抜の結果

入学者選抜の結果の概要

一般選抜(併願) 特別選抜(併願) 合計
出願者数 352(65)名 70(65)名 357名
一次試験合格者数 218(40)名 44(40)名 222名
二次試験受験者数 145(17)名 18(40)名 146名
合格者数 27名 6名 33名
辞退者数 10名 1名 11名
追加合格者数 12名 1名 13名
追加合格辞退者数 1名 1名
最終合格者数 28名 6名 34名

合格者の概要

性別

男性 27名
女性 7名

年齢構成

20代 16名
30代 15名
40代 2名
50代 1名
平均年齢 30.4歳(22歳~55歳)

属性

法学部出身者 16名
非法学部出身者 18名
社会人 18名
社会人・非法学部出身者 25名

出身大学

慶応義塾大学 8名
琉球大学 5名
早稲田大学 5名
東京大学 4名
九州大学 2名
青山学院大学 1名
関西学院大学 1名
京都大学 1名
神戸大学 1名
札幌医科大学 1名
自由学園 1名
中央大学 1名
一橋大学 1名
北海道大学 1名
明治大学 1名

出身学部

法学部 15名
法文学部 3名
政治経済学部 2名
総合政策学部 2名
文学部 2名
医学部 2名
理学部 2名
商学部 1名
最高学部 1名
経済学部 1名
第一文学部 1名
理工学部 1名
工学部 1名

職業・経歴

医師、銀行、公認会計士、国家公務員、塾講師、出版社、証券会社、新聞社、通訳、特許事務所等

適性試験等の得点

一般選抜 特別選抜
適性試験平均点 76.36点 72.07点
75.6点
適性試験最高点 90.5点 80.4点
適性試験最低点 61点 63点
TOEFLまたはTOEICのスコア平均点 952.5点(TOEIC)
TOEFLまたはTOEICのスコア最高点 975点(TOEIC)
TOEFLまたはTOEICのスコア最低点 900点(TOEIC)

※適性試験の点数は、大学入試センターの適性試験に換算しています。
※特別選抜の最終合格者に、TOEFLのスコアを提出した者はいませんでした。